「タウリン」というアミノ酸

「タウリン」というアミノ酸

小魚や小エビはカルシウムなどのミネラルを豊富に含むとてもよい食品です。とくに成
長期の子供や妊娠中の女性は、どうしてもカルシウムが不足しがちなので、毎日一、二回
は積極的に摂取しましょう。また海藻類も毎日食べるようにしてください。
しらすやジャコのような小魚であれば、魚の骨を嫌う子供も抵抗なく食べることができ
ます。干物などの「酸化」が気になる食品でも全体食であれば、食品がもつカルシウムが
中和してくれるので活性酸素の発生を抑えることができます。いりこ等、少し大きい千魚
もミキサーで粉砕し、スープ。チャーハン・パンケーキ等と混ぜて食べてみるのもよいでしよつ。カツオやマグロなどの赤身の魚は、鉄分が豊富なので体によい反面、とても酸化しやすいので、調理にちょつとした気をつかうことが大切です。まずマグロやカツオはできるだけ大きなサク(ブロック)で購入し、刺し身であれば食べる直前にカットするようにしましよう。あらかじめカットした刺し身も売られていますが、空気に触れている時間が長いので酸化している危険性が高くお勧めできません。カットする際に、少々もったいないようですが、空気に触れていたまわりの部分をすべて取り除くと、さらに安全な食品になります。イカやタコはコレステロールが多いからと敬遠する人もいますが、じつはこれは誤解です。イカやタコに豊富に含まれているのは「ステロール」という成分で、いわゆる悪玉コレステロールとはまつたくの別物です。それどころかイカ、タコ、カニ、エビ、貝に多く含まれる「タウリン」というアミノ酸は、血液中のコレステロール値を低下させるよい成分であることがわかつています。ただし、イカやタコは弾力が強くかみにくいので、調理するときに小さめにカットし、よくかんで食べるようにしてください。

 

そのほか、青魚も、DHAやEPAといった良質の魚油である不飽和脂肪酸を多く含んでいるので、よい食べ物といえます。こうした魚介類の「はらわた」にはビタミンやミネラル、そしてエンザイムも豊富なので、できるだけ鮮度のよいものを選び、はらわたもいつしょに食べるようにしましょう。

 

動物食は魚介類だけでも充分なのですが、やはり肉も食べたいというのが正直な気持ちでしょう。ですから私は、患者さんたちには月一、二回ほどに控えるように指導しますが、絶対に食べてはいけないとはいいません。しかし、魚介類よリリスクが高いのですから、食材選びには十分な配慮をするようにしてください。

 

まず大切なのは、フレッシュなもの、酸化していないものを選ぶことです。酸化していないものを食べるためには、刺し身と同じように肉もブロックで購入し、食べる直前に自分でカットするのがベストの方法です。