過酸化脂質に注意

過酸化脂質に注意

サラダに使うドレッシングも、市販のものは避け、手作りすることをお勧めします。手間もお金もかからないものには、必ず添加物や保存料が入っていると思ってください。私がよく作るのは、昆布だしをきかせたノンオイルドレッシングです作り方はかんたん。濃いめの昆布だしに本醸造のみりんとバルサミコ酢を加え混ぜ合わせるだけですが、とてもおいしいのでぜひ試してみてください。ほかにもカツオだしと醤油をベースとした基本の「醤油だれ」を作っておくと、練リゴマを加えて「ゴマだれ」にしたり、ショウガやニンニク、長ネギなどを刻んだものを加えて「香味だれ」にしたり、豆板醤を加えて「ピリ辛だれ」にしたりといろいろな応用がきくのでとても便利です。

 

【牛乳、ヨーグルトの代わりに】牛乳・ヨーグルトは過酸化脂質(錆びた脂)を含む動物由来の食品のなかでも、腸相を悪化させやすい、とくに避けたいものの一つです。とくに日本人は「乳糖不耐症」といって乳糖を分解する酵素をほとんどもたない人が多いので、できるだけ摂らないほうが安全です。牛乳の代わりとなるものとしては、植物由来の豆乳がよいでしょう。豆乳はホワイトシチューやグラタンなど、牛乳を使う料理のほとんどで代用することができます。どうしても牛乳の味が好きで飲みたいという人は、超高温殺菌とホモゲナイズされたものを避け、 一?二週間に一回程度に控えましょう。ヨーグルトは乳酸菌が豊富なので腸にいいと信じている人が多いのですが、胃腸内視鏡外科医としてこれまで膨大な数の腸を診てきた経験から、私はまったく別の意見をもつています。

 

ヨーグルトを常食している人に腸相のいい人はいないことを考えると、ョーグルトが腸にいいとはとても思えないのです。

 

ですから、乳酸菌を摂りたいのなら、ヨーグルトではなく、自家製のぬか漬けやキムチなど乳酸菌による醗酵食品を摂ることをお勧めします。ヨーグルトの味や食感が好きな人は、豆乳を使った「豆乳ヨーグルト」がお勧めです。とはいえ、やはり含まれる脂肪分の性質の違いを考えれば、牛、豚、鶏などの「肉」よりも「魚介類」で摂るほうがよいといえます。体温が人間より高い動物を食べた後、生きた血液を顕微鏡で調べると、五、六時間?十二時間くらい赤血球が固まっている状態が続く場合があります。ですから、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満(メタボリック・シンローム等)のような異常がある人は動物食としては魚介類を選んでください。また、魚介類は肉よりも全体食がしやすいというメリットもあります。