漂白された食品を

漂白された食品を

白砂糖がいかに恐ろしい食品かがおわかりいただけたでしょうか。砂糖はお菓子類や日々の料理に使われるだけでなく、市販のペットボトル飲料にも多く今有しているように思えます。

 

ここまで読んできて、よくない食品に一つの共通項があったことにお気づきでしょうか? 精白穀物、精製塩、精製糖……。そう、体によくないのは、すべて精製された「白い食品」なのです。精製することによつて、食品はナチュラルなかたちを失います。これは「命」を失うことにほかなりません。食品はナチュラルであればあるほど生命力をもったよい食品といえます。

 

しかし、精製していなくても「白い食品=体によくない食品」となっているものもあります。それは「漂白」された食品です。多くの人は自く、見た目の美しい食品を好みます。そのため、ちょっと鮮度の落ちたもの、酸化して色が濃くなったもの、ナチュラルなままでは茶色く美しくないものは、漂白されて売られていることが多いのです。市販されているかんぴょうやこんにゃく、かまぼこにはんぺん、タケノコなどには、本来は真っ自ではないのに薬品によって白く漂白されているものがたくさんあります。漂白に使われる漂白剤は化学薬品です。そのうえ、ほとんどの漂白剤には殺菌成分が含まれているので、漂白された食品を食べることは、腸内細菌にダメージを与えることにもつながります。砂糖は、成分表を見るまでもなく、色の濃いもののほうが、微量栄養素が豊富に含まれていることがわかります。塩もよい塩は真っ白ではありません。豆腐もナチュラルな色は淡いクリーム色です。玄米も雑穀もすべて色がついています。

 

 

自然界に真っ白な食品はないのです。大根は真っ白ですが、全体食を基本とするなら葉の部分の「緑」が入ります。このように、むずかしいことを考えなくても、いちいち成分表を調べなくても、真っ白い食品を避け、ナチュラルな色、ナチュラルな形(=全体)をしたもののなかから鮮度のいいものを選ぶように心がければ、自然と悪いものは排除していくことができると思います。基本的には人間が手をかけていないフレッシュな食品が体にいい食品ということができます。しかし、例外もあります。人間が手をかけることによって、体にいい「生きた食品」になつているものもあるのです。